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μ-solator(ミューソレーター)の特徴


耐震と既存免震、それぞれの問題を解決

「ミューソレーター」は、凸曲面の「セルシート」と、特殊樹脂コーティングの「滑走プレート」の間で滑る、まったく新しい機構の免震装置を採用しています。セルが縦横に配置された50cm角のセルシート(下板)の上で、滑走プレートが滑ることで地震の揺れを積載物に伝えない、という免震システムです。従来使われていた、高価なベアリングと高さが必要な鋼製レール、一度も使われないままメンテナンスコストだけがかかる復元システム(オプションにより追加可能)など、大掛かりな装置をすべて排除し、μ=10%という免震機構にとって最適な摩擦係数だけを残した、スリムでリーズナブルな免震装置を実現しました。


ミューソレーターの基本装置セルシートと滑走プレート。厚さはわずか約4mm。

 


既存の免震装置は、可動範囲を超える想定外の大きな揺れを受けると転倒します。   ミューソレーターは「フェール・セーフ」の思想を採用しているので、滑走プレートがセルシートから逸脱しても、床面の自然な抵抗でゆっくり停止、被害を最小限に抑えられます。

滑走プレート同士は平面的に接合され、フロア全体が一体として動く構造になっています。免震性能としては摩擦係数がμ=0.1なので、地震の揺れは100gal(震度5相当)より大きくなることはありません。また、免震装置の厚さはわずか4mmです。柱や床面、設置機械形状に応じて自由に設定できます。工場等のレイアウト変更に合わせた作業も、短期間で可能です。万一の際の復元も、スタッフだけで簡単に完了できます。固有周期が無限大となるので、近年問題となっている長周期地震に共振する心配もまったくありません。

耐震は、安価でしっかり固定できますが、搭載機器に衝撃が加わります。また、既存の免震は高価な上に天井高が犠牲になります。ミューソレーターは、その両者の欠点を克服した免震システムです。

 

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